探求活動のようす

Exploration activities
とうきょうすくわくプログラム
とうきょうすくわくプログラム

「とうきょうすくわくプログラム」は、
幼稚園・保育園という垣根を越えたすべての乳幼児の「伸びる・育つ(すくすく)」と
「好奇心・探求心(わくわく)」を応援する、東京都独自のプログラムです。

乳幼児期は、毎日の生活の中で「自己肯定感」「意欲」「粘り強さ」「思いやり」「共感力」といった「非認知能力」が育まれる大切な時期です。クローバーこども園では、子どもたちの日々の小さな「あれなんだろう?」「どうしてこうなるんだろう?」をつぶさに観察し、その興味関心に応じた主体的・協同的な探究活動を通して、子どもたちの豊かな心の育ちをサポートします。
今年度は、虫が大好きな子どもたちが多いことから、「自然に触れながら子どもたちが大好きな虫への興味関心を高め、探究活動を行う」をテーマに、3人の講師の方にご協力いただきながら、保育活動を行っています。

1歳児みつけたみつけた

公園に遊びに行くと大きな木の下に横になり何かを覗いています。目線の先には並んで歩くアリの姿。「ありさんたくさん」「みんなでならんでるね」「おーちかえるのかな?」静かに、そっと見守っています。

2歳児てんとう虫がたくさん

12月に散歩に行った際、公園に季節外れのテントウ虫を見つけました。「てんとう虫だ~」「すごい」とお友だちがたくさん集まり大喜びです。室内に帰り、早速見つけたてんとう虫の友だちづくりが始まりました。カラフルなてんとう虫が室内にたくさん集まりました。

3歳児虫さんのケーキ作り

公園に遊びに行った際、落ち葉や石、どんぐりなどたくさんの自然物を見つけました。粘土を好きな形にして、公園で見つけた自然物を飾り付けました。「おいしそうだね」「むしにあげたいね」子どもたちの声から虫の為のケーキになっていきました。

3歳児デカルコマニーで生き物になった

紙に絵具をのせて、半分に紙を折り、擦るデカルコマニーをしました。紙を開くと不思議な模様が出来上がり、目を丸くして驚いています。出来た模様を見て「ちょうちょみたい」「きれいな羽だね」「こっちはえいみたい」と子ども同士で色々な生き物に見立てています。

4歳児大好きな虫・お家づくり

木粉粘土を使い、自分の好きな虫を作りました。角や足、羽などは図鑑を広げ見ながら作っています。虫の為にお家も作っていきました。様々な素材を使い、「あったかいお布団つくってあげよう」等、虫の事を考えながら作っています。

4歳児虫ってすごい

様々な虫クイズを楽しんだ後、室内に昆虫や虫の図鑑を用意しました。図鑑を手に取り友だちと一緒に見ています。図鑑を見て調べる事、紙に描いてみたりと、新たな発見がたくさん生まれました。

5歳児自分だけの虫

木粉粘土を使い、好きな虫づくりをしました。「ここに羽があったらどうかな?」「触角も付けたらいいんじゃない?」作っているうちにどんどんイメージが湧いてきています。粘土だけでなく、モールやファイル等様々な素材を用意し自分だけの虫を作ってみました。

5歳児これはなんだろう

園庭に咲いているお花を見ていると何かを発見した様子の子どもたちです。「あれ?なんかうごいてる」「幼虫がいるよ」「なんの幼虫だろう?」お友だちと相談しています。虫かごにそっと入れみんなで育てることになりました。毎日観察をしていると、さなぎになり、蝶になり成長段階も知ることが出来、嬉しい様子の子どもたちです。

4歳児・5歳児バスに乗って生物園へ

沢山の虫がいる、足立生物園へお散歩で行ってきました。ヘラクレスオオカブトやサソリ、熱帯魚、ヘビや様々生き物を見つけ、普段みることが出来ない虫との出会いに大興奮です。
蝶々の温室では虫の生態や羽の模様の由来を聞きたくさんの事を知ることができた子どもたちでした。